・ボディを見る。

　　大事に乗っていた車ならボディも綺麗である。

　　いくらエンジンがいいと言われてもボディが錆びていては、気

　　になって直したくなる。

　　右の写真は、フロントライトである。フロントライトの下の隙間

　　は、水が溜まりやすく錆びやすい。

　　右下の写真は、フロントワイパーの付け根とフロントガラスの

　　サイドが水が溜まりやすく錆びやすい。

　　１９７６年からのポルシェは、亜鉛鋼板ボディを採用して錆びに

　　くくなっているが、それ以前のボディだとかなり錆が出てきて

　　いる。

　　ボディの錆は、チェックしよう。

　　ポルシェは、他のどんな車とはちがう形。

　　遠くから見ても、一瞬でポルシェだとわかる。

　　車を知らない人が見ても印象に残る。

　　そんな車である。

　　以前、駐車場でいい車だねって自分のポルシェをおじいさん

　　に、ほめられたことがある。

　　そのおじいさんは、昔、ポルシェに乗っていたと言うことだっ

　　た。

　　３０年も変わらぬ形を守った車が今も走っている。

　　すごいことだと思いませんか？

・車のパーツ間の隙間を見る。

　　事故をして修正してある場合には、隙間の大きさが左右上

　　下、違っていることが多い。

　　赤い線の部分の隙間をチェック。

　　右の写真は、フロントフードとフロントフェンダーの間の隙間を

　　示しています。

　　ポルシェの事故は、だいたい車の前後を当てていることが多

　　いようである。

　　右下の写真は、フロントフードの付け根の隙間を示していま

　　す。

　　しっかりとした技術がない板金屋だと、隙間まで新車と同じよ

　　うには、直せない。どこかにひずみがあるように感じる。

　　ぜひ、事故扱いになっていない、ポルシェの修理箇所を見破

　　って頂きたい。

　　いいショップであれば、修理を隠して販売は、しないけれど、

　　中には、悪い人もいます。注意してください。

・タイヤとボディの隙間の間隔を見る。

　　タイヤと前後と上の隙間がどのくらい空いているかをチェックす

　　る。

　　ぶつかった場合には、左右、違っていることが多い。